フジヤ商事法務FP事務所ブログ
事故で治療期間中の退職(解雇)①
交通事故で負傷し会社を休んだ場合、休んだ穴埋めを会社の他の人が
することになります。最初のうちは ”焦らずゆっくり治療をしてください”
なんて優しい言葉をかけてもらうでしょう。
ところが入院が1ヶ月も2ヶ月も続きますと様相は変わります。
”復帰はいつになりますか?”と言われ始め、最後には退職勧奨を
受けることがあります。ヒドい会社ですと解雇だ!なんて…
労働保険年度更新&社会保険算定基礎届
今年もこの時期なりました。
労働保険は昨年度1年間の保険料を基に算出し、社会保険は
当年4月~6月の賃金の平均値を基に算出し申告します。
算定は6末で締めてから申告期間がタイトなので忙しくなります。
この手続にもひそかに他士業等と業際問題が有りますが、改善される
見込は無さそうです・・・
当事務所では最近新規の届出依頼がたまたま数件入ってしまい
嬉しい悲鳴です。
…
交通事故加害者の謝罪
いつの世も、事故加害者はどういう謝罪をすればいいのか考えさせられます。
今日も、追突事故でむち打ちになった被害者の方とお会いしたのですが、
事故から1週間たってもその後何ら連絡が無いと怒っていました。
現場ではペコペコ謝って、その後は知らんぷりか!という訳です。事故から
さほど時間が経過しておらず、むち打ちの痛みで辛い思いをされてますから
イライラも募っているのだろと推察されました。
加害者の一方…
公正証書遺言
先月より、北千住の公証役場で公正証書遺言の証人の仕事を
するようになりました。
公正証書遺言では証人が2名必要で、遺言者に証人がいない場合に
登録行政書士に依頼が来ることがあります。
夫婦にお子様がいない方などに、公正証書遺言を奨めたことが
何度かありました。しかし、お奨めしながら何となく敷居の高さを勝手に
感じでいたのですが、実際に足を運ぶようになり、気軽に相談が出来る
雰囲気を感じ、今よりもっ…
期限の伝え方
今日は何の話?ってタイトルですが、私の関わっている仕事での話です。
車の修理後の納期や保険金支払いの着金日について、こういった日程を
お客様等に伝える場合多少余裕を持って日程を多めに言う方がいいのか、
それともある程度〇〇日位までかかりますとか基本的に日を特定する方が
いいのか?
この辺は相手が素人か玄人かで受け取り方も変わると思います。
例えば保険金は、支払の要件が揃っていれば、その日を含め3日…
事業主の保険証使用②
事業主の保険証使用についてはこのような通達が出ています。
”被保険者の数が5人未満である適用事業所に使用される法人の代表者等で
あって、一般の従業員が従事する業務と同一である業務を遂行している
場合において、その業務に起因する疾病、負傷若しくは死亡に対しては、
健康保険から保険給付を行います”。
今回書類作成業務を受任したケースは業務中にバイクで単独事故を起こした
ものでし…
三鈴は職場の恥③
このコーナーでは、主に電話対応について話をしてきました。
電話接客というポイントでもやはりその対応の仕方には民間と行政では
差が出る気がします。
最近は、企業や役所へ電話をしますとプッシュの番号で窓口に誘導する
方法が採られています。
ここで、とても不評な点が一つあります。希望窓口のプッシュボタンを
押してつながるかと思ったら、『ただ今電話が大変混雑しています』との
メッセージ。この後が問題で、『…
GWの交通事故
各地で大きな事故が多かった印象ですね。
特に乳幼児を乗せて脇道から渋滞の車の間を走行してきた自転車と、
いわゆる優先道路を走行していた乗用車との事故はワンドショーなどを
騒がせました。いつもながらですが、ワイドショー自体が事故状況を
論じる番組でない事もあり、それ以外の話題として今回は自転車に
同乗している子供のヘルメット着用に重きを置いた番組構成でした。
1歳未満の乳幼児用のヘルメットは無く、そ…
三鈴は職場の恥②
前回からの続きですが、
やはり1分以上電話口で待たせる場合は『こちらから折り返します』という対応が
普通に出来ることが大切です。
ここで、折り返すことの効用を考えてみますと、お客様に不快感を与えないこと
ですが、我々にとっても重要なことがあります。それは急いで対応するとミスが
起きやすいということです。当事務所の職種で例えると、質問に対する回答や
保険料の計算などでの間違いです。
たまに急かすお客…
事業主の保険証使用①
最近受任しました書類作成手続の事例。
以前は会社員等が加入する健康保険は法1条で業務外の事由による
疾病や負傷に対し保険給付を行うとありました。
(国保等はそういった記載は有りません)。
言い換えれば、業務中や通勤途上では健康保険を使うことは
原則出来ないと解釈することができます。
こういった場合、労災保険が適用出来るならそちらで救済
されるわけです。労災保険は労働者災害補償保険の略称で、
その名…