フジヤ商事法務FP事務所ブログ
東京労働局定期監督等の実施結果
【定期監督等の実施結果のポイント】
1 定期監督等の実施事業場数: 12,668 事業場(このうち、9,188 事業場(全体の 72.5%)で労働基準関係法令違反あり)
2 主な違反内容
・36協定未締結などの違法な時間外労働があったもの: 2,837 事業場(22.4%)
.・割増賃金不払があったもの: 2,470 事業場(19.5%)
・機械・設備等の危険防止措置に関する安全基準に関する違反があったもの: 2,346 事業場(18.5%)
労働基準監督署では、労働条件をめぐる問題点を的確に把握しつつ効果的な定期監督等を実施し、法違反などを確認した場合は是正・改善を指導しています。また、重大・悪質な違反に対しては、送検手続をとるなど厳正に対処します。 ※ 定期監督等とは、各種の情報、労働災害の報告などを契機として、労働基準監督官が事業場に対して実施する検査のことです。その際、労務管理や安全衛生の状況を確認し、法令違反などがあれば是正・改善を指導されます。
【主な違反内容】
・労働条件明示 (15条)1,336件・賃金不払(23・24条)541件・労働時間(32・40条) 2,837件・休憩(34条)396件・休日(35条)219件・割増賃金(37条)2,470件・就業規則(89条) 1,077件・賃金台帳(108条)1,500件
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