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36協定締結状況

世間を騒がせてきた電通問題も、昨日労基法違反の初公判が行われ法人に対し50万円の罰金が

求刑され結審しました。自殺した女性やその母親が目立った事件でもありましたが、該社では

それ以前にも同様のケースで2名の方が尊い命を落とされており、陰に隠れた形になっています。

さて、労働時間管理の代表的な書類である36協定書。

締結状況を企業別や人数で示したデータがありましたの紹介します。

<企業別>

大企業では94%で締結済み(逆に言いますと6%の大企業で未締結)

中小企業では43.4%の締結率(57%の事業所で未締結・未届)

 

<人数>

301人~は96%と高率で締結・届出が行われています。

10~30人では77%の締結と届出です。

 1~9人では46%と急落します。

最近相談を受けているある業界(皆様にはとても身近で欠かすことが出来ません)では、

身近に相談できる我々のような専門家がいないことから法整備・対応が遅れ、対策が急務と

なっています。こういった大きな事件をキッカケに自社の労務管理体制を見直し法令順守を

お願いします。

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