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フジヤ商事法務FP事務所ブログ

自動車保険料引き下げ

損害保険料率算出機構は自動車保険の参考純率を平均8%引き下げる届出を

5月11日付で金融庁長官に行い、30日にその引き下げが認められたとの新聞

発表がありました。

これにより2018年以降、各保険会社は参考純率を参考にして自社で独自の

保険料率を算出します。実際の保険料引き下げは平均5%程度と言われている

ようですが、個々の契約により増減がある模様です。

ここで気になったのが、引き下げ改定の背景について。

近年、対人・対物および車両保険の契約1台あたりの保険金が減少。その背景

として自動ブレーキなどの安全運転を支援するシステムを搭載した自動車(ASV)

の普及が進んでいることなどが考えられるとしています。

果たしてASVの普及が第一に語られる背景なのでしょうか?保険契約台数のうち

ASV技術装着車のシェアが判然としない中、事故減少への影響はどれくらいあった

と考えられているのか?

私は、むしろ保険使用による次年度以降の著しい保険料の高騰により、保険契約者が

保険金請求を放棄した事故の影響の方が大きいのでは?と考えてしまうのです。

最近の事例では、20等級で保険料は11万円ほど、保険を使うと次年度は18万円。

お客様は怒りますねぇ・・・。割引も最高の20等級で初めて保険を使おうと思ったら

これか!と。

そんな訳で真実はどこに・・・・

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