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柔道整復師不正請求対策

厚労省は、柔道整復師(柔整師)の施術に公的医療保険を適⽤する療養費制度について、

不正請求対策を強化する⽅針を固めたと先日の新聞記事に出ていました。

何でもその背景には、柔整師の急増に伴う 接⾻院の過当競争があるようです。データでは、

柔整師は毎年5000人前後が合格し、14年時点で約6万4000人が就 業。接⾻院などの

施術所も約4万5000カ所に上り、1994年の約2万カ 所から急増し、過当競争を招いていると

いう訳です。その結果、肩や腰など部分を次々と変 えて施術し、マッサージ代わりの利⽤が

疑われる「部位転がし」と呼ばれる不 正な請求や、⽩紙の申請書を悪⽤した架空請求が後を

絶たない現状なのだそうです。

交通事故の被害者も整骨院の施術を受ける方は多いのですが、治療期間の長期化・施術

部位の広範囲化など保険業界も問題視していますが今に始まったことではありません。

しかしながら、親切な診療態度、親近感、夜遅くまで開いている通院のしやすさなど良い点も

あります。

いずれにしましても、どんどん膨れ上がる医療費、適正な審査が望まれます・・・。

 

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