フジヤ商事法務FP事務所ブログ
求人票への虚偽記載
先日、事業者がハローワークに出す求人票に虚偽記載があったとして
ある事業所が警視庁に刑事告訴されたというニュースが取り上げられて
いました。この事件は労働者が自宅へ帰宅中にバイク事故で亡くなられた
こともあって刑事告訴となったようです。
それにしても、この求人票の件はいままでも記載内容が実際の内容と
違うという話はよく聞きました。労働者によって労働基準監督署や
ハローワークに相談される方、我慢し就労する方などその対応は
人それぞれです。トラブルは増加傾向にあるようで、苦情・相談件数は
平成27年度で1万件強もあるとのこと。その内容としては①賃金
②就業時間③職種・仕事内容のトラブルが多くなっているのだそうです。
何となくわかる気がします。
また募集時の説明不足による相談等もあるようですが、当事務所でも
事業所に対し、募集時の労働条件の明示、丁寧でしっかりした説明を
ことあるごとに呼びかけています。ここをおろそかにすると後々、あるトラブル
から募集時の説明に問題が発展することが多々あるからです。
人を雇入れる入口の部分、嘘の無いようにやってもらいたいものです・・・。
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