フジヤ商事法務FP事務所ブログ
交通事故と個人情報②
(前回からの続き)
現場で救急車が来るまでの間、相手が痛がっていたりすれば
住所・氏名・電話番号は聞きづらい筈です。
そうこうするうちに、救急車で病院へ運ばれ相手の情報が全く分からない
ということがしばしば。
さすがにそれでは困るので、名字と電話番号位は警察官も教えてくれる
ようですが、実際警察官も人間なので対応には個性があるようです。
仮にケガをした方が自身の情報を開示しないとどうなるのでしょうか?
加害者の保険会社は何もわかりませんからケガや物損の対応が
出来ません。
病院の治療費は、当然被害者が立替えなくてはなりません。ちゃんと情報を
くれれば、保険会社が病院に電話して立替えの無いようにしてくれます。
車の修理なども、代車が必要なら速やかに対応してもらえますが、そうでないと
通勤などで足が無い状態になってしまいます。
実際は事故証明を申請すれば、当事者の住所・氏名・電話番号等は後日
判明しますので個人情報だとして隠してもあまり意味は有りません。
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