2016年2月
交通事故と保険証⑤
保険証使用から少し脇道にそれますが、いわゆる ”むち打ち” のケガは
交通事故の対人賠償では一番多い部類だと思います。
後ろから追突され、首が鞭を打つように前後に動く症状を言うのですが
治療期間が長いケースが散見され、担当者を悩まします。
地方のある病院でのこと。治療期間が長い被害者の件でドクターと
面談する為、何個かあるうちの一つの診療室で待っている時のこと。
&rdqu…
自転車事故に有罪
音楽を聴きながら信号無視をして歩行者が死亡。
このような事故で禁固2年6か月執行猶予3年の
報道がありました。
今さらですが、一旦停止無視、反対側通行(反対車線を
対向する)、複数台の併走(2列や3列で道を塞ぎながら)等々・・。
自動車や歩行者が察知して事故を回避していることを
肝に命じてもらいたいですね。
…
行政書士記念日
昭和26年2月22日に行政書士法が公布されたことにちなみ、
2月22日を「行政書士記念日」と定められているそうです。
”あなたの街の法律家” として、皆さん活躍中ですが、
私のような交通事故専門家は全体の数からすると圧倒的に
少ないですね。
弁護士などに名前負けしている感がありますが、経験や実績に
基づき、これからもレベルの高い業務をご提供して参ります。
…
交通事故と保険証④
さて、事故状況や受傷程度などから保険会社の説明に納得が
出来たので、” さぁ保険証を使おうか! ” となった場合でも
” そうは問屋が卸さない ” ケースもあるのです。
開業医等の医療機関では、事務の方がいまだに『交通事故では
保険証は使えません!』という対応をするのです。
ちなみに何が本当なの?ということですが、当然使用できますと
いう回答になりま…
健康保険・厚生年金保険の保険料額表
協会けんぽより28年分が出ておりましたので必要に応じご覧ください。
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3150/h28/h28ryougakuhyou
…
第三者行為届①
当事務所では、交通事故で被害者に遭われた方に代わって
題記の届け出を、国保・健保・労災・年金(遺族など)等へ
行っています。
これは、保険者(国保・健保・労災・年金のことです)に対し、
事故でケガをしたことを知らせる事故報告のようなものです。
その他にも、保険者として給付の限度で加害者側に求償する
為の重要な意味もあるのです(詳しくは当事務所のブログ
『交…
年金と税金
いよいよ、来週からは確定申告の時期となります。
11月のブログでも少し紹介しましたが、老齢年金を受給する方で
一定額以上の人は所得税に支払をすることとなります。
具体的には、65歳未満の方でその年の支払額が108万円以上、
65歳以上の型で158万円以上の場合、原則として所得税が
かかります。これらの方の年金に課税される所得税は源泉徴収
されることになっています。
なお、医療費控除などの対象となる…
火災保険で支払い
少し見にくい写真ですが、お子様用の(2畳くらいでしょうか?)
カーペットがフローリングにベッタリ付いてしまったのです。
1年とか2年とか使用しただけでの出来事ですが、1部屋分の
フローリング交換となってしまいました。
住まい専用の火災保険の補償内容にある、『破損や汚損』等の
事故として保険での支払いを受けました。
保険で出る出ないは別にして、身近な保険代理店さ…
交通事故と保険証③
前回ご説明しましたが、保険証を使用しますと診療報酬は1点10円に
なるわけですが、保険証を使用しませんとどうなるのでしょうか?
一般的には倍の20円で計算されます。保険証を使用しないケースを
自由診療と言います。自由診療なので20円ではなく22円とか25円とか
そんな請求をしてくる病院も無い訳ではありません。
しかしながら、交通事故の自由診療の場合は20円の相場が比較的
浸透しています。
このこと…